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この展覧会について

展覧会開催の背景

 滋賀県社会福祉事業団の運営する「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」とスイス ローザンヌ市の「アール・ブリュット・コレクション」との連携事業(2006年~2008年)の一環として開催された企画展「JAPON」が2008年1月より開催されました。
 この展覧会は、欧州を中心に大変好評を博し、その結果、会期が約1年間延長となり、その後、オーストリア ウィーン市にある国立美術館「KunstHausWien(クンストハウス・ウィーン)」にも巡回しました。
 昨年の夏、「JAPON」展を訪れたパリ市立美術館「HALLE SAINT PIERRE(アル・サンピエール)」館長の目にも留まり、日本の作家による大規模企画展を開催できないかとの打診がありました。
 これを受けて、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAから情報提供をし、館長自らが2009年5月15日~21日に来日して企画を進めて来ました。その結果、63名の作家による展覧会が芸術の都パリで開催されることとなりました。

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事業目的

 この展覧会を通じて精神科病院や知的障害者施設等を利用する障害者の制作する作品が、美術的な価値を認められることによる、芸術を通じた障害者のエンパワメントを目指しています。
 また、この展覧会を多くの方にご理解いただくことにより「障害」という言葉そのものが、社会に肯定的な意味として認知され、障害者が地域で自立した生活が出来る社会の実現に大きく寄与することも目的としています。

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事業内容

1.出展作品の点検・運搬
 アル・サン・ピエール美術館が選出した出展作品(約1000点)を全国から集め、滋賀県内にある定温定湿倉庫において保管し、アル・サン・ピエール美術館が発行する展覧会図録に掲載する作品の写真撮影・採寸を行います。
 また、作品のキズや汚れなどの状態を管理する調書を作成し、作品の安全輸送に務めます。
これらの作業を終えた作品は、美術品輸送専門業者が美術梱包し、パリへと輸送します。 倉庫内作業の様子
倉庫に保管されている作品 特設スタジオ
採寸 写真撮影
調書作成 美術梱包
2.出展作家の権利保護
 今回出展する作家63名のうち、判断能力に不安がある作家については、本人の権利を守る援助者として成年後見人を選任する手続きを関係者と連携しながら進めます。
 この場合、出展契約や図録等に作品画像を掲載するための契約は成年後見人が本人を代理します。
出展契約や後見人選任に関する制度の説明
3.広報を目的とした実行委員会の組織・運営
 日本の障害者の作品が、文化事業として、しかもパリ市立美術館の主催として招待展示されることは、日本の文化を発信するという意味合いにおいても大きな出来事だと言えます。
 この展覧会を日本中のみなさんに知っていただくこともこの事業の目的を達成するために欠かせないことですので、「この出来事を誰もが知っている日本に!」をキャッチフレーズに広報を目的とした実行委員会を運営しています。
実行委員会開催の様子
4.国内事前展覧会の開催
 3.同様、事業の周知・啓発を目的に国内において事前の展覧会を開催ます。開催の詳細については、決定次第、本サイトやその他の媒体でお知らせします。
5.記念図録集の出版
 パリでの展覧会を記念するとともに、これまでのわが国での障害者の芸術活動を総まとめすることを目的に、記念の図録集を出版します。
 出版については、それぞれ出版社(角川学芸出版)と連携し、全国への流通も視野に入れて取り組みます。
このような活動を軸にして、2010年3月から開催される展覧会を多くの方に広めております。

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参考

パリ市立アル・サン・ピエール美術館
 1868年に建設され19世紀の金属建築の美しいサンプルの一つとして知られる市場を、1986年に美術館に変更、オープンしたパリ市の立美術館。「芸術の都パリの中でもとりわけ様々なアーティストが集まることで知られるモンマルトルの丘の麓に位置する。現代のポップ・アート、ワイルドアート、アウトサイダー・アート、奇抜なアートを積極的に取り上げ、美術界に問題提起している。
アール・ブリュット・コレクション
 フランスの画家ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet 1901-1985)により、既存の文化、美術教育などに影響されていない芸術というアール・ブリュット(生の芸術)という概念が誕生。
 1976年、デュビュッフェがコレクションした5千点にのぼる収蔵品とともに、改修された18世紀の貴族の邸宅「ボーリュウ館」(スイス ローザンヌ市)において、美術館としてオープン。
 現在、世界で最も権威あるコレクションとして各地から観覧者を迎え、その収蔵品は3万5千点にのぼる。
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
 滋賀県近江八幡市の伝統的建造物群保存地区に建つ、昭和初期の民家を改修(日本財団助成)して2004年に開館。
 障害のある人たちの作品紹介に核を置くことだけに留まらず、一般のアーティストの作品とともに並列して見せることで「人の持つ共通普遍的な表現の力」をよりリアルに感じていただくことを志向している。

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